マレーシア・セレンバン旅行記
人魚がいる?!セレンバン州立博物館
ミナンカバウ建築の博物館
KLから南へ1時間ほどの場所にセレンバンという町があります。15〜16世紀にかけて、この町へ西スマトラからミナンカバウ族が移住してきたのが、この町の歴史の始まりで、セレンバンの町には、今でも多くのミナンカバウ建築が残されています。
また、マレーシアの中でも他の州では見られない母系社会を保っている町でもあるそうです。
そんなセレンバンの歴史を知るためにセレンバン州立博物館を訪れました。
博物館の中には、ミナンカバウ建築は展示されていて、実際に中に入ることができます。
ミナンカバウ様式の家は、マレーシアの他の州でも見られるような高床式になっています。 高床式になっている理由としては「洪水対策」「蛇などが家に入ってこないように」「床が蒸れないように」などの理由があるそうです。
ミナンカバウ様式の家は中に入ると意外に涼しくてビックリ! その理由は、尖がった屋根にあり、尖った屋根のスペースが熱い空気を逃がす役割を担っているからなのです。
人魚の剥製
ミナンカバウ様式の建物の中には、博物館があります。 この博物館の最大の見所(?)でもある人魚が展示されています。
博物館のスタッフに「どうせ偽物でしょ?」と、聞くと、真剣に「偽物な訳がないでしょ!!」と答えてくれました…。
その他にも、15〜16世紀にこの町に移住してきた人の骨、短剣の展示やイスラム風の陶器の展示があり、セレンバンの文化を感じる展示があります(これらの撮影には別途料金がかかります) 。
セレンバンの観光の際には欠かせないスポットです。
KL在住サスケさんの評価
人魚の剥製は1mくらいの大きさでした。薄暗い場所に置かれていたので、不気味でしたよ〜!テペッ!
今回紹介した場所の情報
State Museum & Cultural Center住所:Jalan Sungai Ujong Seremban, Negeri Sembilan
電話番号:06―7631149
営業時間:10−18(祝日休み
料金:無料(博物館内の撮影は別料金)
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