ブルネイ&インドネシア
【ブルネイ&インドネシア】タピオカでできたネバネバ料理を食べる!
東南アジアの伝統料理
東南アジアでパールティやデザートとして口にする機会が多いタピオカの原料はキャッサバという芋。KLを始めとした都会では、キャッサバは「タピオカ」としてデザートとして食べられることが多いですが、東南アジアの田舎の町ではキャッサバを使った伝統料理があります。
キャッサバのデンプン質をドロドロに溶かしたものをスープにつけて食べる料理で、国により呼び方が違い、ブルネイでは、アンブヤット(Ambuyat)、インドネシアではパペダ(Papeda)と呼ばれています。
このネバネバを、先が二股に分かれた棒で水飴のように巻いて取り、スープに付けて食べるユニークな料理です。
食感は葛のような感じで、無味。スープの味が料理の味を左右します。この料理を食べると、なぜかいつもトロロ蕎麦を思い出します(笑)。
ブルネイのネバネバ料理は、酸っぱい果物からできているビンジャイスープに付けていただきます。他にも、魚やお肉、生野菜などの具もセットについてきます。
ビンジャイスープは、思っていたほど酸っぱくなくて、アッサリしていました。魚やお肉はしっかり味が染みていて美味しかったです。地元の人のお客さんも多く、人気店のようでした。
ブルネイ版のアンブヤット(Ambuyat)は以下のお店で食べることができます。
お店の名前:Restaurant Aminah Arif
住所:Unit2−3, Block B. Baguna Hj Adb Rahman, Spg 88, Kg Kiulap
電話番号:223―6198(私がかけた時は使われてなかったです…)
営業時間:7:30―22:30
※日本人会の前の(道路を挟んだ)ショップロットの中にあります。
インドネシア・ジャヤプラのネバネバ料理は、魚のスープにつけていただくのが定番(Yougwaのお勧め)のようでした。見た目も、ちょっとお洒落??インドネシア料理にしては珍しいかなりアッサリしたスープです。
他のスープも頼んでみましたが、こちらも野菜がたくさん入った魚のスープでマイルドな味でした。
Yougwaの店内から見た景色はこんな感じ。
このお店の横からキリスト教徒が多く住むアセイ島行きの船が出ています。アセイ島では、木の樹皮に絵を書いたバーク画が有名なので、お土産に購入してみました。
インドネシア・ジャヤプラ版のパペダ(Papeda)は以下のお店で食べることができます。
お店の名前:Yougwa
電話番号:0967―571―570
営業時間:月―土9―20、日11―16:50
※ジャヤプラのセンタニ空港からタクシーで約15分。帰りのタクシーが捕まらないのでチャーターして行くことになります。3時間で約4000円ほどでした(2011年現在)。有名なお店なのでタクシー運転手に言うと場所を知っていると思います。
私はブルネイとインドネシアでしか、タピオカのネバネバ料理を食べたことがないですが、マレーシアのボルネオ島でも食べることができるそうです。
このネバネバ料理、とってもお腹が膨れるので頼み過ぎに注意です(笑)!!