ミャンマー旅行記
【ミャンマー】レートにより約250倍の差が!ミャンマーのマネー事情
お金持ち気分に♪
日本人の感覚からすると、ややこしい事極まりなかったミャンマーの両替事情(2012年4月に改訂済)。まずこの国のレートは公定為替レートと公認市場レート、実勢レートの3種類。 国が定めた公定レート、輸入品の関税査定時や市内の両替所のレートとして用いられている公認市場レート、 実際に市場で取引きされている実勢レートに分けられていました。
私が初めてミャンマーを訪れた時(2011年)の1USドルのレートは、公定レートで= 5.2チャット、公認市場レートで 450チャット、実勢レートで1,250チャット。つまりこの場合、公式のレートと通常取引されている実勢レートは240倍も違うという事になります!!
この多重為替制度はミャンマーの通貨チャットが信用できない、つまり不安定な通貨である事が原因だったのだそう。しかし、ついにこの多重為替制度が廃止! ちなみに廃止された翌日2012年4月2日のヤンゴン市内の両替所では1USドル = 811チャットで始まりました。
写真のチャットでおよそ2万円分。超お金持ちになった気分♪
2012年までは、折り目のついたり、破れていたり、落書きのあるドル札は受け取って貰えませんでした。
また国内にはATMもなく、クレジットカードもヤンゴン市内の一部のホテル(トレーダーズホテル等)でしか使えなかったのですが、今では街の至る所にATMを見るようになりました。
ホテルの価格も急上昇!
ちなみに、トレーダースホテルは為替制度が変更後、宿泊価格は3倍に(写真はトレーダースのバー)!たくさんの観光客やビジネスマンがミャンマーを訪れています。
今までこの多重為替制度が外資企業の進出、経済成長を妨げていましたが、その制度が廃止された後、ミャンマーはどのように変わっていくのでしょう?
今回紹介した場所への行き方
日本→マレーシア・クアラルンプール→ミャンマー