ミャンマー・ポッパ山旅行記
【ミャンマー・ポッパ山】ミャンマーの馬を操る方法
馬具が原始的…
私は、どこの旅行しても馬に乗れる場所を探してしまいす。 そんな中見つけたのが、ミャンマーのポッパマウンテンリゾート(Popa Mountain Resort)!どんな乗馬施設があるのか興味シンシンでやってきました。施設内のプールからはポッパ山が見えます。
というのも、まず乗馬に使う道具(馬具と言います)はとっても高い! 例えば乗馬ブーツ、ゴム製のものは2万円弱で手に入りますが、皮を使ったものだと、安くても8万円程度。
また、馬の背中に乗せる鞍(くら)ですが、新品のものを購入すると約50万円もします。しかも馬具は日本でもほとんどが欧米諸国からの輸入品…。
鎖国のような国(2011年現在)、ミャンマーでは馬具をどうやって手に入れて、どのような馬具が揃えられているのか…。
しかし、やって来た馬を見てビックリ! なんと馬具はすべて手作りだったのです!
鞍は皮の模様が施されたビニール製の布の中にスポンジを入れ、手縫いして作られています。
鞍の馬の背中への密着度合いなんて計算されず作られたのか、騎乗中も鞍自体が動くのでお尻がイタイ…!
ということは馬も背中が痛いはず…。馬の走り方が変なのです。
馬の背中に負担がかかりそうな手縫いで作られた鞍。
ホテルで借りたサンダルで騎乗しました。
通常、馬のお腹を足で軽く刺激すると馬は動き出すのですが、ここの馬は思いっきりお腹を蹴っても動じません…。
そのように調教されていないのか、背中が痛いからか原因は不明です。
そんな中、イントラクターのおじさんを見ると何やらミャンマー語で馬に語りかけている様子…。
馬が水溜りの中に足を入れるのを嫌がり動かなくなっているみたい。
しかたなく、おじさんが降りて引っ張りますが、おじさん(ちなみにインストラクター)が引っ張れば引っ張るほど馬は抵抗します。
まるで兄弟喧嘩のよう(笑)!
私も日本語で「歩いて〜!」と言うと、なんと馬は歩き出しました。 すごい!ミャンマーの馬はバイリンガル?
それとも…?
今回紹介した場所への行き方
日本→マレーシア・クアラルンプール→ミャンマー・ヤンゴン (※ヤンゴンから飛行機で約1時間、バガンへ。その後、ポッパ山へは車で約1時間半)。