「マレーシアでしておきたい100のこと」を旅行記で紹介しています

インド・バラナシ旅行記

【インド・バラナシ】インド人にうつ病患者はいるのか?

 

「生」と「死」が入り乱れる町

【インド・バラナシ】インド人にうつ病患者はいるのか?

「生」と「死」が入り乱れる町バラナシ。 この町の見所はもちろんガンジス河。しかし、言い換えればガンジス河の見学が終われば特にやる事がない…。

 

そんな町で暇をもてあましていた時に、ふと思い出したのがバラナシを訪れる間に会ったあるカメラマンの言葉。 「インド人は生きることに必死で死ぬ事なんて考えない。それを強く感じる事が出来るのがバラナシだ」。

 

そう言った彼は仕事で世界各地を旅し、たくさん人の写真を撮ったのだそう。 その中でもバラナシの人の表情にはレンズを通して印象深いものに写ったのだとか…。

 

 

 

 

 

 

【インド・バラナシ】インド人にうつ病患者はいるのか?

そこで浮かんだ疑問…「生きることに必死な人はうつ病になるのだろうか…?」好奇心がそそられ、早速バラナシの町の薬局巡りをしてみることにしました。

 

インドにうつ病患者いるか探る方法、それはantidepressant(抗うつ薬)を薬局で買えるか否か。

 

そう思った私は町のメイン通りの薬局を片っ端から調査。

 

(写真はバラナシのメイン通りを上から見た風景)

 

 

 

【インド・バラナシ】インド人にうつ病患者はいるのか?

インドでは、牛も買い物に来ます(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【インド・バラナシ】インド人にうつ病患者はいるのか?

まずは1件目、抗うつ薬という単語も通じず、症状を説明しても「そんなの薬なんて飲まないよ〜」と笑い飛ばされました。

 

2件目も同じ、そして3件目。

 

少し考えこんだ薬剤師が、ごそごそと棚の奥から取り出したのは埃がかぶり黄ばんだ箱。 そして、その中にはなんと抗うつ薬が…!

 

しかし、20年ほど前に使用されていたと思われる第一世代のなんとも年季の入った抗うつ薬…! (今日本で使用されているのは第三(SSRI)又は四世代(SNRI))

 

もちろん購入するわけでもなく次の薬局へ向かい調査を再開。 結局12,3件まわり、抗うつ薬を置いていたのは全体の3分の1程でした。

 

しかし、驚くべき事に1店舗だけ日本でも使用されている第三世代のものを発見したのです!

 

その店の薬剤師はうつ病についてもちゃんと勉強しているようで、もし私がインドに住んでいたら何かの病気の際はこの薬局に通いたいな、と思うほど信頼できるお店でした(笑)。

 

結論、インド人は生きるのに必死でやはりうつ病になる人は少ないのかも?!

 

日頃太陽に当たる機会の多い国でうつ病は蔓延しないんでしょう、きっとネ!

 

 

 

 

 

サスケさんの一言

今回紹介した場所への行き方
※バラナシへは、デリーから寝台電車で約12時間。

 

 

 


 
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