マレーシア・マラッカ旅行記
イースト&ウエストの世にも奇妙な青い粽(チマキ)
「青い」お菓子
マラッカの町を歩いていたら、なんとも奇妙な青い粽(チマキ)を発見しました。 よく見ると、青いお米を使い作られた粽(チマキ)です。日本では、青い料理は食欲を無くすと言われ、あまり好んで料理に青が使われることはありませんが、マレーシアでは、特にマレー系のお菓子に青色がよく使われます。
特にマラッカに住む、ババ・ニョニャはカラフルなものがスキなので、青い色を好んで、料理に取り入れているようです。
色素は青の花から
着色には、花の色素が使われていてButterfly Pea(またはBunga TelangやBlue peaやClitoria flower等)と呼ばれるインゲンマメ科に属する花から抽出された色素です。ちなみに、「料理を青くするという方法」は、元々タイから伝わった料理法。 マラッカでは、青いお米を粽(チマキ)にして食べるのが主流です。
この青い粽(チマキ)は、中華系のカレンダーで5月5日にあたる時期に食べられる料理だそうです。
日本の粽(チマキ)と同様に竹の皮で包まれています。この、竹の皮で巻く際に、コツがいるようで、しっかり巻かないと蒸すときに蒸気が入り水っぽくなってしまい失敗してしまいます。
中には甘いココナッツが入っていました。
通常、マラッカの青い粽(チマキ)の具には、お肉が使われているようですが、私が食べた感じでは、甘いココナッツの主張が強く、何のお肉が使われているのか、わかりませんでした…。
一部のガイドブックでは、「マラッカでは青いお米が食べられている」と紹介されていますが、実際は、あまり見かけることはありません。
青いお米をご飯として食べるのではなく、そのお米で、クエ(マレー系のお菓子)や粽(チマキ)を作って楽しむようです。
イースト&ウエストは、マラッカの市内(マラッカ川にかかる橋の近く)にあるので、中華系のカレンダーで5月5日あたりの時期にマラッカに訪れる際には、是非青い粽(チマキ)を試してみてください!
KL在住サスケさんの評価
この青い粽(チマキ)の中のココナッツは甘いのですが、少しダシが効いたような味で不思議でした!テペッ!
お店の場所
East & West Rendezvous Cafe住所:60 Lorong Hang Jebat, Melaka
電話番号:
営業時間:
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