マレーシア・クチン旅行記
クチン市内から約5時間、イバン族の村に行ってきた!
ロングハウスに住む先住民
今回クチンを訪れたのは、イバン族に会うため。イバン族とはボルネオ島に住む民族のことです。村へは、車とボートを乗り継ぎ約5時間の道のりです。
4時間車に揺られた後は、こんな船に乗って村に向かいます。
事前にサラワクの川にはワニがいると聞いていたので、ドキドキ!
しかし、実際にワニがいるのは下流のほうで、今回訪れるイバン族の村は上流にあるから心配ないとのことでした。
川は濁っています。こんな場所に人が住んでいるのかな…。1時間弱、ボートに乗り、ようやく村に着きました。
到着すると、村の人がお出迎えしてくれ、坂を登るとロングハウスがありました。
これが、ロングハウス!!
ロングハウスの中に入ると、お米のお酒で歓迎を受けました。話を聞くと、どぶろくの一種のようです。
これが、梅酒のようでなかなか美味しかったです!
100mもある廊下
イバン族のロングハウスの中はこんな感じ!ロングハウスという名前のとおり、この家はとっても長いんです!なんと100m以上あるというから驚き!!
家の中で100m競争ができるなんてテレビの中の話と思っていました…。ちなみに、この長いスペースは、みんなの共有スペース。
このロングハウスには、10家族以上、200人近くの人が暮らしています。
しかし、多くは全寮制の学校に通っていたり、街で働いているため、クリスマスなどの行事にならないと200人も集まらないのだとか。
ちなみにイバン族はキリスト教徒です。もともとは無宗教でしたが、今ではキリスト教の人が多いそうです。
この村を訪れた外国人は、私たちで1162人目と1163人目。日本人は月に2.3回来るそうですよ。
そして、イバン族の踊りを見せてもらいました。
なんだか、バリヒンドゥーの踊りに似ています。
この後は、私たちも一緒に踊らされ(笑)、記念写真を一緒に撮ってもらいました。
踊りの後は、吹き矢を体験させてもらいました。
この吹き矢、かなり重たくて支えるのに一苦労。そして、結構、難しいです…。
また、木に穴を開けて作っているそうで、完成までは約1年かかるそう…。少しでも曲がったら、矢が詰まるので、かなり緻密な手作業になりますね…。
最後はチキンファイトを見せてもらいました。
鶏を戦わせるギャンブルなんだそう。ちなみに、鶏を戦わせるには資格が必要らしいです。
戦いに使う鶏の脚には特徴的な出っ張りがありました。
今回のイバン族の村での滞在は2時間ほど。
イバン族の村からクチンに帰る途中、可愛い犬を発見しました。ネコも犬も可愛い!!
ちなみに、イバン族のシンボルは刺青。青一色でシンプルな模様を入れるのが、イバン族の証なんのだそう。
80%以上のイバン族の男性が刺青を入れているそうなので、刺青で民族を見分けることもできるのかもしれませんね。
KL在住サスケさんの評価
今でもこんな場所に住む民族がいるなんて驚き!探検気分でした!テペッ!
今回紹介した場所の情報
イバン族の村住所:
電話番号:
営業時間:
料金:日帰りイバン族の村ツアーRM380(英語ガイド)、RM430(日本語ガイド)
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