インドネシア
【インドネシア】KLから飛行機を5回乗り継いで、裸族に会いに行ったよ
1980年代に発見された秘境
KLから飛行機を5回(!)乗り継いで、ワメナという都市に行ってきました。パプワ島はインドネシア領とパプワニューギニア領に分かれていて、ワメナはインドネシア領であるパプワ島の西半分にある都市。
日本のテレビも何度か訪れているようです。
私たちも、現地の旅行会社に裸族に会うツアーを手配してもらいました。
ワメナが冒険家により発見されたのは1980年代の事ですが、今では洋服も普及して、ワメナの市内では皆服を着て暮らしています。
裸族に会うには、郊外の村に出かける必要があります。
ワメナを含めた東インドネシアは、非常に面白い文化のある場所です。
彼らの村を案内してもらいました。ちなみに、ワメナの郊外の村で暮らす人たちは、100人ほどのチームを作り、集落を作って暮らしているようです。
集落の中に入った瞬間、村人が武器を持って、襲ってきました!!!!
しかし、もちろんこれは全て演技(笑)。ツアーの中に含まれている演出です。
ワメナの人は観光客に対しては、とても親切ですが、未だに集落同士で争う場合もあり、時には死人もでるようです…。
集落では、皆ダンスを踊って歓迎してくれました。
その中で、踊り疲れている女性を発見!皆が踊る中で、座り込んで休憩していました(笑)。
面白い!
村に保管されているミイラも見せてもらいました。
数百年前の村長さんらしいです…!
ダンスが終わると、村の人たちは手作りのアクセサリーなどを持ち寄り、私たちに見せれくれました。
ちなみに、写真の中に写っている棒のようなものは、コテカと呼ばれるペ○スケース。ようは、ワメナの男性用のパンツです。
このコテカは、ひょうたんの一種で作られていて、曲がっている物よりストレートタイプの方が人気があるそうです(笑)。
また、ワメナの年配の女性は手が特徴的。
親族が亡くなるたびに、指を間接で切り落とすらしく、年配の人程、指が短いのです…。
こわい〜!
家の中も見せてもらいました。
家のじゅうたんはワラ。
ワメナの人は、夜はこのワラに包まり、寝ます。そして、朝になると、このワラで歯を掃除するそう。
ベッドにもなるし、歯ブラシにもなるんですね…(笑)!
ワメナの人は、どこかアフリカ人ぽい顔つきをしています。
ワメナを中心とした、この地域の民族の移住の歴史については、非常に面白いです。
ワメナは、パプワニューギニアのように観光地化されていないし、治安も良いのでお勧めの旅先です。
まぁ、かなりマニアックですがね…。